2012年2月 5日 (日)

ブランド価値トップの銀行は

目にみえないけれど、ブランドパワーは顧客ロイヤルティに大きな影響を与える。特に金融サービスはこれまた目にみえないだけに、ブランド力が重要になる。

世界の主要500行を対象にブランド力を調査した結果が発表された。The Bankerの「The Brand Finance Banking 500」である。

世界トップに輝いたのは、HSBCでブランド価値は276億ドル。前年3位から1位に躍進したが、ブランド価値そのものは前年と同じである。

2位はウェルズファーゴでブランド価値は232億ドル。ブランド価値は前年比20%ダウンした。3位はバンクオブアメリカでブランド価値は229億ドル。前年1位から33%ダウンして3位に後退した。

以下4位サンタンンデール、5位チェイス、6位シティ、7位Amex、8位BNPパリバ、9位ブラデスコ、10位に中国建設銀行とつづく。

日本の銀行は23位に東京三菱UFJがブランド価値83億ドル、48位に三井住友38億ドル、51位にみずほが34億ドルとなっている。

世界トップと日本の銀行との差は3倍から8倍という開きがある。ブランド価値をもっと高める努力が必要だ。

Brandbanking


2012年2月 4日 (土)

CityBank?のモバイルバンキング

スペルをまちがえたのではない。Citi Bankではなく、City Bank of Texasだ。総資産20億ドル、従業員数530名、支店数35カ所という小さな銀行がモバイル対応しているのだ。

City Bankはスマートフォンだけではなく、タブレットにも対応したモバイルバンキングを提供している。

ユニークなのはデビットカードの利用をONとOFFで制限できること。カードを使わないときや、残高が少なくなったとき、OFFにすれば利用できなくなる。使い過ぎや不正利用防止に役立つ。

リウォーズもリアルタイムに反映され、レベル1からレベル3まで徐々にあがっていく。レベルがあがれば、金利が増えたり、E-mail手数料が返金される。それを可視化しているのがユニークだ。

米国ではこれくらいの小さな銀行でもモバイル対応している。モバイルがなければ銀行サービスを利用してもらえない時代になっている。

Citybkonoffs


2012年2月 3日 (金)

Facebook決済収益は5.57億ドル

Facebookが株式公開申請した。これによっていままで霞がかかっていた決済収益が明らかになった。

申請書類(Form S-1)によると、2011年の決済収益(Payments and other fees)は5.57億ドルで、全収益37.11億ドルの15%を占めた。

2010年が1.06億ドル、2009年が1,300万ドルだから、急増していることがわかる。

ただし、Facebookが注記しているように、単純に決済収益を年単位に比較することはできない。というのも、決済ビジネス収益を正確に把握しはじめたのは2010年の第4四半期からである。

さらに、ゲームデベロッパーに対し、Facebook Creditsという共通通貨を使うように統制できたのは2011年の第3四半期からである。

だが、収益の15%というのは看過できない数字である。第4四半期だけでみると17%をFacebook決済が占めている。ソーシャルメディアにとって決済は広告に次ぐ重要な収益源である。

Facebookcreditlogo


2012年2月 2日 (木)

米MC次世代決済ロードマップ

技術革新で実にさまざまな決済ソリューションが誕生している。カード・金融業界はこの変化にどう対応していけばいいのか。

そんな悩みを解消するため、MasterCardは次世代決済のロードマップを作成した。

なんと次世代決済ソリューションのベースにしたのはICカードである。磁気カードからICカードへの切換えを推進する。もちろん明言してはいないが非接触ICにも対応するはずだ。

目的は消費者の利便性とセキュリティを高めること。購入時に決済とリウォーズやロイヤルティを統合したサービスも可能にする。

EMV仕様のICカードインフラを、2013年4月までにアクワイアラーと共同で構築する。

これによってセキュリティを高め、不正を削減。EMVに対応したPOS端末を加盟店に導入する。このなかにはATMも含まれる。

欧州では一般的に浸透しているICカードインフラだが、米国では未整備のままだった。磁気カードインフラからICカードインフラへの移行には数兆円ともいわれる膨大な費用がかかるためである。

MasterCardはスマートフォンの普及とNFC非接触決済の拡大を見越してIC化に舵を切った。VisaやAmexも当然この動きに乗ってくるにちがいない。

Mcroadmap


2012年2月 1日 (水)

インドで病院用プリペイド

診察費や薬代の支払いは時間がかかる。現金を用意しなければならない。その手間がまたかかる。病気やケガを患っている者やその看護者にとって、こんな苦痛はない。

この悩みを解決するため、インドでは患者にプリペイドカードを発行することになった。まずは、政府系医科大学と病院で導入する。

事前にカードに資金をいれておけば、クレジットカードと同じようにカード端末で決済。診察費や薬代などの支払いが簡単になる。

インドでは診察カウンターで長い順番待ちをしなければ決済できなかった。

プリペイドカードなので銀行口座がなくてもいい。審査不要で、子供から大人までだれでももつことができる。

2012年1月31日 (火)

英国版Squareは成功するか?

世の中には他社の成功を真似て儲けようという輩が多い。

英国PowaはSquareそっくりのカードリーダを製造し、SquareそっくりののWebサイトを立ちあげた。

このパクリはあまりに露骨だ。リーダもアプリも無料。Webアイコンまでもそっくりだ。

違うのは手数料。Squareは1トランザクションごとに2.75%かかるが、mpowaは1トランザクションにつき25ペンスか0.25%。

既存のカード加盟店口座を利用するか、PayPal契約を利用するかを選択する。つまり、mpowaのモデルは、加盟店ビジネスには関与しないというもの。決済手数料だけ課金する。


ここ掘れ、ワンワン。花咲か爺さんの真似をしても、所詮それは真似のマネ。ビジョンやコンセプトがない企業は、真似する相手がいなくなったとたんに、失速する。

Mpowahp1201s


2012年1月30日 (月)

Facebook Creditsをカード利用ポイントに

Facebook利用者にとって、Facebook内で使えるFacebook Creditsは、のどから手が出るほどほしいもの。

そのFacebook Creditsを、カード利用ポイントにしようと考えた会社がある。米プリンク(Plink) だ。

カードのオンライン決済でFacebook Creditsをリウォーズとしてつけるのではない。オフラインのレストランやショップでの利用につける仕組み。

Facebookからプリンク会員になり、利用するクレジットカードやデビットカードを登録。カードを自分の好きなレストランなどで利用すれば、Facebook Creditsがもらえる。


プリンクではこれはO2Oロイヤルティと呼んでいる。利用できるのは、ダンキンドーナツ、クイズノス、レッドロビン、タコベル、7-Elevenなど、全米で25,000カ所。

米国にはFacebook Creditsをほしい人が多くいるようだ。

Plinks


2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

Twitter

オススメ

  • NewPaymentReport2011
ブログ powered by TypePad