米小売店被害額17兆円
米小売店は毎年1,910億ドル(約17兆円)の損失を被っていることがわかった。調査会社LexisNexisリスクソリューションズの調査レポート「2009 LexisNexis True Cost of Fraud Benchmark Study」による。
17兆円というのは、とてつもなく大きな金額だ。ちなみに、米小売業の月間平均売上高が3,000億ドルである。その内容は、なりすまし、盗難、万引き、詐欺など。
小売店のなりすまし被害は約1,000億ドル(約9兆円)で、金融機関が被る損害の約10倍だという。カードや小切手のなりすまし被害は社会的な問題だ。米国では国を挙げて不正IDやID盗難と戦っている。
盗難や万引きの額は910億ドル(約8兆円)。小売店は万引き防止のゲートなどを設けているが、減る気配を見せていない。
詐欺による小売店の被害は、個人の詐欺被害の約20倍。2008年度は48億ドル(約4,300億円)だった。
これらの被害を減らすことができれば、小売店の利益を増やすことができる。コストのかからない不正防止策が待ち望まれている。



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