Citiカード事業売却の勝敗
シティは再建のため、カードポートフォリオの切売りを進めている。そのうちカナダのMasterCardビジネスに買手がついた。
買手はCanadian Imperial Bank of Commerceで、今年の10月末日までにディールを完了する予定だ。
今回売却するMasterCardビジネスの債権総額は、約20億カナダドルである。
いっぽう、買手がなかなかつかないのが、ストアカードである。小売業が発行するハウスカードや提携カードのポートフォリオは500億ドルといわれている。
ここ数年、シティはこのポートフォリオの売却を推進してきた。が、いまだに救世主はあらわれない。
かつて、ストアカードの覇者としてそのポートフォリオを誇っていたシティだが、2010年の第1四半期だけで19億ドルの貸倒損失という、大変なお荷物を背負うはめに陥っている。
シティはメインビジネス以外の資産を5,000億ドルと見積もっているが、その買手を見つけるのはむずかしい。ギリシャやハンガリーの金融危機もあり、金融機関には不採算のポートフォリオを購入する余力はない。



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