ソーシャルフォトでグランプリ
キャノンの広告キャンペーン「EOSフォトチェーンズ(EOS Photochains)」がフランスのカンヌで開催された広告フェスティバルのメディア部門でグランプリを獲得した。
ソーシャルメディアを利用し、写真をつないで新たなイメージをつくりあげようというユニークさが評価された。
キャノンが推進したのは、写真を撮って写真のチェーン(連鎖)をつくっていこうという運動。つまり、写真のリレーだ。
カメラをもった人は、自分が撮った写真のなかから次の写真家のインスピレーションをかき立てるものを選定し、キーワードをタグにしてWebサイトにアップする。
そのタグをみて、いろいろなヒトが写真を撮り、そこにまた違うタグをつける。このイメージリンクがフォトチェーンになるのである。
カメラをもっている人は写真に興味があるのであって、技術に興味があるわけではない。写真への興味とはインスピレーションへの興味である。と、キャノンは考えた。
参加者はインスピレーションによって結ばれ、写真で構成されるアートを共有し、写真を撮ったときの状況をシェアする。その結果、写真の集合体がメディアになった。
このWebサイトの滞留時間は平均12分になるという。結構長い。なによりもこのキャンペーンでキャノンのマーケットシェアは50%を超えた。
まさにソーシャルメディアがその心髄が発揮した好例といえよう。




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