モバイル

2010年9月 2日 (木)

さらにiPhone加盟店ビジネス

iPhoneやアンドロイド携帯などのスマートフォンを利用した加盟店ビジネスがヒートアップしている。

スクエアやベリフォンにつづき、AT&Tがアプリバで参戦。さらに会計ソフトのインチュイットが出直し参戦をした。

インチュイットはすでに、iPhoneで決済できるゴーペイメント(GoPayment)というサービスを提供している。しかしカードリーダーがなく、いちいちカード番号や有効期限などを入力する必要があった。

この課題を解決するため、インチュイットはモフィー(mophie)と提携し、iPhone用のカードリーダーをつけてゴーペイメントの機能アップをはかった。「The Complete Credit Card Solution」がサービス名。

まず、スモールビジネスがカード加盟店申込みがスピーディできるようにした。iPhoneに装着したカードリーダーで処理したデータは即時暗号化され、リアルタイムに送信される。

顧客がiPhoneの画面で署名すると、E-mailやSMSでレシートを送る。決済処理は数秒で完了、スモールビジネスの口座に利用金額が振込まれるという仕組みだ。

ゴーペイメントは会計ソフトのクイックブックと互換性があり、カード売上や現金売上を会計ソフトに反映できるというメリットもある。

Intuitreader


2010年8月25日 (水)

米軍人向けサービスが1位

米軍人をメイン顧客にした金融機関USAA(United Services Automobile Association) Federal Savings Bankが、モバイルバンキングサービス品質で1位になった。。

調査会社のJavelinは2010年のモバイルバンキングスコアカードでのランキング。モバイルバンキングを提供しているトップ30社が対象。

評価方法は5つ。マーケティング、アクセスしやすさ、サービスの特徴、SMS、そしてセキュリティである。

USAAは、現役軍人や退役軍人のライフスタイルニーズに合わせたサービスを提供していることが評価された。

口座管理、請求支払い、送金サービス、ATM位置情報、トラブルチェックリスト、ローン試算サービスなどのサービスが提供されている。

USAAは米軍人という特殊な顧客をターゲットにしているため、サービスを絞り込めるという優位性がある。それが評価された。

Usaamobile


2010年8月24日 (火)

モバイルPOSの今後

スマートフォンを利用したカードリーダーが話題を呼んでいる。米国でつぎつぎに新開発のリーダーが発表されているからだ。

twitterの共同創業者が立ちあげたスクエア。POSメーカー大手のベリフォンが開発したペイウェアモバイル。そしてAT&Tのアプリバ。

調査会社のメルカトールによると、スマートフォンやタブレットの登場で、従来型の無線POSは、2014年までに下降局面にはいり、長期的にみれば生残れないという。

スマートフォンPOSを扱う可能性のある店は米国で1,650万件を超える。そのうち140万件が2014年までに導入するとみている。

特にiPadは無線端末にないさまざまな機能を搭載し、ユーザーインタフェイスのよさで急伸する。

2010年8月23日 (月)

米国でおサイフケータイがヒートアップ

AT&Tとベライゾンなどがおサイフケータイに進出するとかまびすしい今日この頃。携帯キャリアがVisaやMasterCardなどのブランドを脅かすのでは、とまでボルテージはあがっている。

そんななか、負けてはならじと、Visaが狼煙をあげた。モバイル決済についてはすでに数年前からテストしてきてはいる。今回はスマートフォンをベースにした新たな決済スキームだ。

Visaのテストプログラムに参加するのは、バンクオブアメリカやU.S. Bank。まずこの9月にバンクオブアメリカがテストを実施する。U.S. Bankは10月から。

テストエリアはニューヨーク。バンクオブアメリカの従業員や顧客に、Visaが開発したチップをインストールしてもらう。これでスマートフォンは非接触カードに早変わり。

顧客は店頭POSにこのスマートフォンを近づけるだけで決済できる。デビット方式で銀行口座から利用額が引落される。

バンクオブアメリカは2007年にモバイルバンキングを導入し、500万強の利用者を保有している。携帯電話でのトランザクションは150億ドルを超える。そのほとんどは請求支払いと振込み。オンラインバンキング利用者は2,900万人。

スマートフォンの浸透で、決済市場に大きな変化が起きている。

2010年8月22日 (日)

Mコマース予測

米調査会社のJuniper Researchによると、モバイルコマースは今後急速に成長すると予測している。

2010年から2012年への成長率でみると、もっとも成長率が高いのはNFC(非接触)セクターだった。

ついでモバイルチケッティング。旅行やエンターテイメント、イベント、などをのチケット購入だ。2012年にはモバイルチケッティングが1,000億ドル市場になると予測している。

モバイルコマースの成長率第3位は、送金サービスでこれも2倍以上の伸びとなる。

デジタルコンテンツとフィジカルグッズの伸びを比較すると、フィジカルグッズのほうが倍以上伸びる。

スマートフォンの浸透で、モバイルコマースは急成長するだろう。

2010年8月20日 (金)

PayPalモバイルで寄付

スマートフォンを使ったアプリケーションはどんどん進化する。今回PayPalがリリースしたPayPalモバイル2.5では、寄付ができるようになった。

寄付先の数は半端ではない。ユニセフや赤十字、米国ガン協会、恵まれない子供基金など、米国、英国、カナダだけでなんと23,000件へ寄付できるのだ。

米国では携帯電話でインターネットやE-mailを使っている人が成人の40%。年々その比率は増えている。

携帯電話で寄付をした経験がある人は、米国人の11%もいるという。彼らはテキストメッセージで寄付をしている。

PayPalはiPhoneやiPadを使って、もっと簡単に、可視的にできるようにしたのである。

日本では資金決済法によって、送金サービスが事業会社にも認められた。ソーシャルメディアの浸透にあわせ、決済ベンチャーが寄付の文化を育てるかもしれない。

Paypalmobileiphone25donate


2010年8月17日 (火)

韓国キャリアのカード会社買収

昨年12月、韓国通信キャリアのSKテレコムが、Hanaカードの株式49%を約300億円で購入したのは有名な話。

今年にはいってからは、韓国第2位の通信キャリアKTもカード会社を買収すると噂されていたが、いよいよ本格化した。

KTがBCカードの株式14.9%を購入することになったのだ。ただ、KTはこれにとどまらず韓国の銀行が保有しているBCカードの株式を購入するとしている。

米国ではAT&Tがおサイフケータイやカードのアクワイアリングに乗り出すということで、話題騒然となっている。

世界的に携帯キャリアは決済ビジネスに魅力を感じているようだ。決済を制すものが、通信、コミュニケーションを征す、と考えている。

2010年8月 9日 (月)

フル装備のモバイルサービス

モバイルサービスは金融機関にとって必要不可欠のものとなった。新規客が金融サービスを選択する理由のトップはモバイルサービスである。

プリペイドカード発行会社の米プラスティック(Plastyc, Inc.)は、モバイル決済をフル装備したサービスをスタートした。

プリペイドカードの残高照会、利用明細照会、キャッシュバックポイント照会、アラートメール、友だちへの送金サービス、プリペイドカードのチャージ場所表示など。

ブラウザーつき携帯電話であればこれらのサービスが無料で受けられる。

モバイルサービスを提供する金融機関は利益を60%アップでき、新規客獲得コストを20%削減できるという。

Mobileaccessibankupsmall


2010年8月 2日 (月)

スタバがモバイル決済拡大

ハウスプリカでリピート客の囲込みに成功しているスターバックスが、iPhoneやiPodを利用したバーコード決済をテスト導入したのが昨年の秋。

この3月には米大手小売ターゲットのスタバ1,000店に拡大した。iPhoneなどに2次元バーコードを表示し、これをPOSで読取って決済する。

その結果を受けて、この年末までにモバイル決済スキームを拡大すると発表した。

モバイル決済とモバイルギフトの提供が、顧客満足度を高めるのに効果があることがわかったのだ。

競合他社との差別化にモバイル決済が大きく寄与すると判断し、スキームを拡大することになった。

Starbucksm4


2010年7月26日 (月)

Mobileアプリ10倍へ

スマートフォンや多機能携帯電話の普及で、モバイルアプリのダウンロードが急拡大している。

調査会社のJuniperによると、2009年モバイルアプリのダウンロード件数は26億件弱だった。それが2015年には250億件を超えると予測した。

アップルのAppストア成功を受けて、各社アプリケーションのダウンロードサービスを立ちあげている。

アップストアに次ぐモバイルアプリのストアは米ゲットジャー(GetJar)である。ダウンロード件数は10億件を超えている。

中国のユニコムは「モバイルマーケット(Mobile Market)」、ボーダフォン360は「アップス&ゲームストア(Apps & Game Store)」、インドのバーティは「エアーテルアップセントラル(Airtel App Central)」というようにさまざま。

モバイルアプリにビジネスチャンスあり。

2010年7月13日 (火)

モバイルコマースはヤングアダルト

欧州のモバイルコマースは、18歳〜34歳のヤングアダルトが牽引していることが、モバイルマーケティング協会の調査でわかった。

英国では消費者の19%がモバイルコマースを利用。ドイツでは13%、フランスでは9%が利用している。

モバイルコマース利用者のうち、栄光では29%が18歳〜34歳のヤングアダルト。ドイツでは21%、フランスでは15%で、いずれも最大のシェアを占めた。

調査対象者のほとんどがモバイルコマースは速くて簡単と回答、今後も継続して衣料すると答えている。

モバイルコマースの決済は、携帯キャリアへの依存が高い。デジタルコンテンツに関していえば、英国では52%、ドイツでは54%、フランスでは56%がキャリア決済だ。

ただし非デジタルコンテンツでは、PayPalなどの決済が普及している。

2010年7月11日 (日)

究極の特典iPhoneで

MasterCardは、iPhoneを利用したカード会員サービスの新戦略を発表した。

ABIリサーチによると、2009年モバイルコマースでリアルグッズの販売額は12億ドルだった。それが2010年には22億ドルへ、10億ドルも増えると予測している。

MasterCardはモバイルコマースの成長をにらみ、究極の特典市場(MasterCard MarketPlace Overwhelming Offers)というサービスを提供する。

究極の特典と銘打っているだけあって、金曜日だけの特典として新製品やブランドが50%引きで買えたり、1時間に1件の極めつけを1日24品用意したり、週中の正午にはさらに強烈な割引特典を打ちだしたりする。

iPhoneを活用したリアルタイムのサービス特典。早い者勝ちだ。

このサービスは次世代Eコマースのソリューション提供会社ネクストジャンプ(NextJump)との提携でうまれた。アプリケーションは無料だ。

Mcmarketplace


2010年7月 7日 (水)

PayPalモバイル決済5億ドル

PayPalはモバイル決済にも注力しているが、今回新たにMobile Express Checkout(モバイル・エクスプレス・チェックアウト)をスタートさせる。スマートフォン対応の決済だ。

これはiPhoneとアンドロイドに対応したもので、NikeとBuy.comなどのモバイルコマースで使える。

今年の夏の終わりまでには、その他のPayPalモバイル加盟店でも使えるようにする。

PayPalの調査によると、インターネットを利用したExpress Checkoutは、平均客単価を14%アップすることがわかっている。Mobile Express Checkoutもこの効果を狙う。

PayPalの2008年のモバイル決済額は2,500万ドルだったが、2009年には1億4,100万ドルになった。わずか1年で6倍だ。

そして2010年には4億ドルがPayPalのモバイル決済で利用されると予測する。スマートフォンの普及が消費者のオンラインショッピング行動を変えている。

調査会社のガートナーによると、2009年のスマートフォン出荷台数は1.7億ユニットを超えた。

スマートフォンの普及をいち早く取入れた決済が勝つ。

2010年7月 6日 (火)

モバイルなしにビジネスはできない

フォーチュン500企業のうち、61%が携帯電話を利用したモバイルコマースやブランディングを計画していることがわかった。

携帯電話というチャネルがインターネット以上に身近なものになり、利便性の高いものになっていることが背景にある。特にスマートフォンの登場がそれに拍車をかける。

情報提供ツールとして活用を考えている企業は75%、4社に3社だ。ブランド認知度を高めたいと考えている企業は61%。顧客サービスが56%だった。

フォーチュン500社のうち、小売業のトッププライオリティはモバイルコマースで82%が計画していることがわかった。旅行やホスピタリティビジネスでは58%がモバイルコマースを企画している。

ABIの調査によると、モバイルコマースでリアルグッズが売れた金額は2009年10億ドルだった。それが2010年には22億ドルに急伸すると予測している。

モバイル調査で驚くべきことがわかった。それはiPhoneの活用で、85%強がiPhoneを使ったサービスを計画していることである。iPhone強し。

2010年7月 4日 (日)

スマートフォンに注力

米ウェルズファーゴはモバイルバンキング・リソースセンターを拡充した。

ウェルズファーゴでは、携帯電話をリテールバンキングサービスのコアサービスと位置づけ、すべての携帯電話に対応するサービスを提供している。

が、今回の拡充はスマートフォン対応。iPhoneをはじめ、アンドロイド携帯やブラックベリー、パームなど、すべてのスマートフォンに対応したモバイルバンキングのアプリケーションを提供する。

それだけ、米国ではスマートフォン利用者が急増しているのだ。従来の携帯電話と違い、スマートフォンはモバイルバンキングへのアクセスが簡単で、わかりやすい。

ウェルズファーゴはいち早く、すべてのスマートフォンに対応する施策を打ちだした。

Wellsmobilehp


2010年7月 3日 (土)

オボペイがセネガルへ

アフリカはサハラ砂漠の西南端に位置するセネガル共和国。日本にはあまり馴染みはないが、首都ダカールといえば、車好きならすぐ思い出すパリ・ダカールラリーの終着点である。

そのセネガルで米モバイル送金サービスのオボペイ(Obopay)がサービス提供に向けて準備をすると発表した。

オボペイの創始者は、サハラ砂漠でボランティア活動中に携帯電話を使った送金サービスを思いついたという経験をもっている。

サハラ砂漠の住民は、携帯電話をもってはいるが、銀行口座をもっていない人が多い。今回のトライアルは、まさにその現場でのサービスインとなる。

オボペイはセネガルでのサービスを開始するにあたり、ソシエテジェネラルと提携した。

ソシエテジェネラルの支店と法人パートナーを通じてサービスを販売する予定。利用者はモバイルペイメントや個人間送金ができる。

米国のベンチャーが西アフリカへ進出とは。クロスボーダーでのマーケティングはいまや常識。日本人よ、世界に羽ばたこう。

2010年7月 1日 (木)

スマートフォンバンキング

米モバイルバンキングでスマートフォンの利用が拡大している。

モバイルバンキングでスマートフォンを利用している比率は2010年27%になった。4人に1人が利用していることになる。

利用頻度をみると、毎月1回利用が28%、毎週1回利用が21%、毎日利用が7%だった。

スマートフォンは普通の携帯電話より、操作が簡単で、画面が大きくみやすい。

その特徴ゆえに、利用頻度も高くなってきているようだ。eCom Advisorsの調査による。

2010年6月28日 (月)

韓国携帯キャリアのカード会社買収

韓国第2位の携帯キャリアKTが、韓国大手カード会社BCカードの株式購入を検討していることが明らかになった。

BCカードは韓国で32%の取扱高シェアをもち、5,200万枚のカードを発行している。

KTはBCカードを傘下に置くことにより、モバイル決済市場への参入を目論んでいる。

KTの競合であるSKテレコムは、昨年12月、HANAカードの49%の株式を3.5億ドルで購入。この4月からモバイルペイメントサービスを開始している。

SKについでKTのカード会社買収で、韓国のモバイルペイメントはキャリア主導で進むことになる。

2010年6月18日 (金)

シティのスマートフォン新サービス

シティは150万人のデビットカードとクレジットカード保有者に、シティショッパー(Citi Shopper)というβ版アプリケーションにリンクしたE-mailを送付した。

このアプリケーションは、iPhoneやブラックベリー、アンドロイド携帯などのスマートフォンにダウンロードして使う。

他のショッピングアプリと違うところは、位置情報をベースにしたショップ特典と価格情報、カード特典などを利用者に提供すること。

このサービスの裏方をつとめているのはGPShopperという会社。全米30万カ所にひもついた約20億件の商品を検索する機能をもっている。

アプリをインストールした人は、自分のカードを選択すると、そのカードに特化した特典を参照することができる。

たとえば、ニューヨーク5番街のイタリアンレストランでは2倍のポイントがもらえるとか、ある商品ブランドを購入すると20%の割引特典がつくという、特典を位置情報とともにスマートフォンで確認できるのだ。

シティはMasterCardの非接触決済ペイパス(PayPass)を推進しているが、ペイパスが使える加盟店の位置情報を表示することもできる。

Shop2


2010年6月12日 (土)

U.S. Bankのモバイル戦略

CIOといえば、Chief Information Officer をいうことが多いが、U.S. BankではChief Innovation Officerである。

イノベーション担当という役職は、従来の既成概念にとらわれず、銀行のビジネスモデルを改革するという任務をもっている。

U.S. BankはCIO以下すべての経営層が、携帯電話を使ったサービスに積極的に取組んでいる。携帯電話を使ったアプリケーションベンダーと提携し、新機軸をつぎつぎに打ちだしているのだ。

キャッシュエッジ(CashEdge)と組んで、モバイル個人間送金サービスを提供。ファイアソーンのシステムを利用して、口座残高照会などのモバイルバンキングサービスを提供。インフォシス(Infosys)と提携し、モバイルショッピングのためのコンシェルジュサービスを提供している。

U.S. Bankでは携帯電話を収益マシーンと位置づけて、果敢にイノベーションを実施している。銀行サービスの選択肢は、支店の近さでもなければ、オンラインバンキングでもない。いまやモバイルサービスがどれだけ充実しているかが、銀行選択の重要なファクターになっている。

Us_bankmobilehp


2010年6月 7日 (月)

MC個人間送金iPhoneで

ここ4日連続でMasterCardのコメントがつづいている。というのも、MasterCardは連日新たなサービスを発表しているからだ。MasterCardは新CEOになってはっきりとモードが変わった。

今日の話題は、MasterCardの送金サービス「マネーセンド(MoneySend)」がiPhoneやiPadでできるようになったということ。ただし、現在は米国内のみでの利用に限られる。

すでにアップストアでアプリケーションを無料でダウンロードできる。

個人間送金するための資金は、クレジットカードやデビットカードで送金口座に支払う。送金口座とはプリペイドカードでもいいし、カード会社が発行するバーチャル口座でもいい。

これが広まれば、個人間の支払いはキャッシュレスになる。スモールビジネスの決済もカード端末なしに簡単にできるようになる。

Moneysendiapp


2010年6月 6日 (日)

MCのモバイルステッカー決済

CPIカードグループとINSIDEコンタクトレスは、次世代非接触ステッカーを発表した。このステッカーは携帯電話に貼りつけるだけで、非接触決済ができるというもの。

MasterCardの公式認定を受け、MasterCardが推進する非接触決済ペイパス標準に適合したステッカーだ。ゆえに、世界中のペイパス端末で決済できる。

ペイパスのクレジット、デビット、プリペイドのいずれにも対応している。

MasterCardはこの7月1日から新CEO体制になる。新CEOの方針は、積極的な技術活用。つぎつぎに具体的な革新を発表している。

2010年6月 3日 (木)

ガス電気代をiPhoneで

公共料金をiPhoneで支払える。米パシフィックガス&エレクトリック(PG&E)は、この夏にiPhone決済のテストをはじめると発表した。

PG&Eはサンフランシスコを中心に1500万世帯にガスと電気を供給している。そのうち10万人はiPhoneをつかって料金を支払うと予測している。

携帯電話での支払いは珍しくないが、それをiPhoneユーザーに絞ったところがこのニュースの特異性。それだけiPhoneユーザーの声が高いということだろう。

決済を代行するのは公共料金支払いサービスを提供するTIO Networksだ。

Pgehp


2010年5月27日 (木)

スマートフォンが牽引

米国成人の5人に1人が携帯端末でオンラインショッピングをしている。モバイルマーケティング協会の調査でわかった。

アプリケーションや着メロ、デジタルコンテンツの購入者は、回答者の約17%だった。

モバイルクーポンや割引特典を携帯端末で受取っている人は6%。リアルグッズを携帯で購入している人は6%だった。

iPhone利用者の半数とブラックベリー利用者の34%はスマートフォンのためのコンテンツを購入している。

モバイルコンテンツ購入の支払方法は、56%がキャリア支払い、43%が銀行口座やカードだった。

2010年5月22日 (土)

NYレストランはモカペイで

携帯電話をマーケティングと決済ツールとして使う、という流れは加速している。特にスマートフォンは最適なツールである。

ニューヨーク州レストラン協会は、モバイルマーケティングの公式提供会社としてモカペイ(Mocapay)を採用した。モカペイは2006年設立のベンチャー企業。

まず手はじめに、ニューヨーク市の支部でパイロットプログラムをスタートする。支部のメンバーに、業界ニュースや法律問題、セミナー、イベントなどの関連情報を通知するために、モバイルマーケティングキャンペーンを実施する。

モカペイはレストラン客向けキャンペーンの結果を分析し、レストラン協会に提供。協会は会員8,000人強に対し、新規客獲得や来店促進のためのマーケティング施策の成功事例を提供していく。

モカペイはマーケティングツールとして使えるほか、ギフトカードやハウスクレジットカード、ブランドカードの携帯ソリューションも提供する。

Mocapay_2


2010年5月10日 (月)

iPhone利用の加盟店アプリ花盛り

iPhoneをカードリーダーにしよう、という試みで世の中を驚かせたのは米スクエア(Square Inc.)だった。キャラメル状の小さなキューブをiPhoneのヘッドフォンジャックに差込めば、それがカードリーダになる。

ついで登場したのがベリフォン(VeriFone Holdings Inc.)のペイウェア(PayWare)。さすがカードリーダーのトップメーカーだけあって、セキュリティを考えた仕様になっている。iPhoneの30ピンドックコネクターに差込むドック型だ。

4月にはいり3社があらたにiPhoneを使ったカードリーダーを発表した。ハイパーコム(Hypercom Corp.)、マグテック(MagTeck Inc.)、そしてゴアコープ(GorCorp Inc.)である。

ハイパーコムは2種類のバージョンを発表。スマートペイメント(SmartPayments Mobile)と命名した。ひとつにはバーコードスキャナも搭載している。

マグテックの端末はアイダイナモ(iDynamo)で、磁気ストライプカードを読込んでセキュリティに富むネットワークを使って決済する。

ゴアコープの端末はペイセイバー(PaySaber)で自社のePayゲートウェイを活用する。

スマートフォンを使った端末は、コストが安く、利便性が高い。トランザクションがスマートフォンの画面でわかりやすい。スマートフォン加盟店端末は急速に進展しそうだ。

2010年5月 9日 (日)

iPad金融アプリ競争

アップルのiPadはiPhoneを凌ぐ勢いで売れている。米国ではすでに100万台を突破した。

電子書籍を読めるだけでなく、いままでのパソコンとはまったく違う情報端末として注目されているからだ。iPhoneにくらべiPadは画面が大きく、可視性が高い。

そのiPadのデジタルコンテンツをめぐって、すでにさまざまな競争が繰り広げられている。金融サービスも例外ではない。世界中の金融機関がこぞってiPadのアプリケーションでシェアを獲得しようとしている。

世界ではじめてiPadの金融機関アプリケーションを発表したのは、スペインのバンクサバデルとラカイシャで、5月初めに発表した。

米国ではチェイスがiPadアプリ1番乗りを果たした。チェイスのアプリはiPhoneの拡張版だが、まずは基本的なオンラインバンキングサービスを提供している。

日本ではどの金融機関がiPadアプリで先陣をきるのだろうか。

2010年4月29日 (木)

モバイル決済に積極投資

ベンチャーキャピタルのMatrix Partnersは、モバイル決済のZong(ゾング)に1,500万ドルを出資した。

ゾングはEcovoxの一部門だったが、今後は独立法人としてモバイル決済を推進する。本拠地はカリフォルニア州パロアルト。

ゾングはフェイスブックのバーチャル通貨にモバイル決済サービスを提供している。今後フェイスブックのようなソーシャルネットワークでの取引は急拡大すると予測されている。

ゾングはフェイスブックの他、オンラインゲームやデジタルコンテンツなどのプロバイダーにサービスを提供している。

ゾングの特徴は、クレジット、デビット、プリペイドで支払うことができるキャリアと連携した決済が可能なこと。米国では、携帯電話で多様な決済ができる唯一の会社である。

ゾングは今回調達した資金で、米国と海外の加盟店ネットワーク構築と、携帯キャリアとの連携を加速する予定だ。
Zonghp04


2010年4月27日 (火)

iPhone金融アプリ1日1万件

カナダのTDバンクグループがスタートしたiPhoneアプリが人気だ。グループの信託銀行、証券、保険がワンストップで利用できる。

2010年4月14日に発表したTDのiPhoneアプリは、1週間強で10万人以上の顧客がダウンロードした。1日平均1万件のダウンロードになる。

iPhoneを初めとするスマートフォンによるサービスは、使い勝手の良さから利用者が急増している。

Tdmobile


2010年4月21日 (水)

モバイルバンキング急伸

米国で2010年第1四半期に、モバイルバンキングの利用者が20%増加した。

その背景はスマートフォンの急伸がある。これによって、消費者の携帯電話利用が簡単になり、モバイルバンキングへの親近感が高まったのである。

四半期に20%という伸びでいくと、モバイルバンキングは2011年にオンラインバンキングの利用に追いつく勢いだ。

バンクオブアメリカによると、2009年6月のモバイルバンキング利用者は260万人だったが、2010年の第1四半期には400万人になっている。四半期ベースで約18%の伸びである。

調査会社のニールセンによると、米国で2011年中にスマートフォンの利用者が多機能電話(Feature Phone)に追いつくと予測している。

2010年4月18日 (日)

Monitise200万会員突破

モバイル決済のマニタイズ(Monitise)は、英国と米国の両方をあわせモバイル決済会員が200万人を超えたと発表した。

好調の要因はスマートフォン用に開発したアプリケーションだ。

マニタイズは米英の銀行や金融機関240社にモバイルマネーマネジャーというプラットフォームを提供。毎年このプラットフォームで1億件のトランザクションを処理している。

マニタイズは、英国ではHSBC、ロイズTSB、ナットウェスト、RBSなど、名だたる銀行とパートナーシップを組んでいる。米国では銀行、クレジットユニオン、プリペイドカード発行会社などと提携している。

2009年6月にはVisaと5カ年契約を交わした。

iPhoneやアンドロイドを搭載したスマートフォンは急速に拡大している。モバイル決済の推進はスマートフォンをベースに考えるべきであろう。
Monitised1


2010年4月16日 (金)

MCがiPhoneアプリ拡充

スマートフォンの活用が急上昇している。MasterCardはスモールビジネスを対象にイージーセイビングズ(Easy Savings)プログラムを拡充した。

このプログラムはiPhoneとiPod Touchで利用可能。その名のとおり、利用者は簡単に割引きを手に入れることができる。

どこでその特典を取得できるか。iPhoneが現在いる場所を認識し、このプログラムに参加している加盟店を表示する。

利用者は、スモールビジネス向けのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを、その加盟店で使えば自動的に毎月の利用明細に割引リベートが反映される。

参加加盟店は、レンタカー、ガソリンスタンド、ホテル、航空会社、印刷会社、配送会社、レストラン、ギフトなど。これらの業種を視認しやすくするために、業種を特定できるアイコンが表示される。

イージーセイビングズ・プログラムは、スモールビジネスのカード利用を促進するとともに、このプログラムへの参加を促進する狙いもある。

Mceasy1


2010年4月 3日 (土)

スタバでモバイル決済

スタバでモバイル決済

スバーバックスは昨年秋からiPhoneやiPod touchを使ったモバイル決済をテストしていたが、このほど大手小売ターゲットの全スタバ1,000店強に拡大することになった。

利用者は携帯電話から申込み、スターバックスの無料アプリケーションをダウンロード。クレジットカードでチャージし、2次元バーコードを使って決済する。

2次元バーコードを使うのは、一般のスターバックスカードと同様の仕組み。POSでバーコードを読み、決済する。

利用状況や残高はすぐに携帯電話で確認できる。

Starbucksm4


2010年3月28日 (日)

携帯電話で金融サービスが定着

モバイルバンキングは米国と英国で地盤を固めたことがわかった。世界最大の携帯トランザクションネットワークmBloxの調査結果。

米国と英国でモバイルバンキングの利用意向を調査結果。

モバイルバンキングの利便性について調査した結果、どこでも、いつでも、便利で時間の節約ができると回答した人たちは、米国では52%、英国では46%だった。

消費者はリアルタイム性を求めている。肌身はなさずもち歩く携帯電話は金融サービスに不可欠なツールになった。

2010年3月23日 (火)

銀聯が非接触決済拡大

中国銀聯は携帯電話を使った非接触決済に注力している。

銀聯はシム(SIM-based)をベースにした携帯決済のテストを6カ所で実施。山東省、湖南省、四川省と、上海、寧波、深圳である。

テスト内容は、モバイルクレジットカードでの公共料金支払い、オンラインショッピング、ホテルや航空券の予約など。

上海では6,000台の加盟店端末でモバイル決済が可能。寧波では7,000店の加盟店と10本のバス路線で費携帯決済をテスト中。湖南省では、デパートやスーパー、ドラッグストア、コンビニ、飲食店、タクシーなどに非接触決済端末を設置し、テストをはじめる準備を完了した。

銀聯では2010年末までに非接触決済加盟店数を10万店に拡大する予定だ。

2010年3月22日 (月)

スクエアで選挙資金調達

iPhoneのマイクジャックに四角い磁気カードリーダーを装着すると、カード加盟店端末として使えるスクエアの利用が拡大している。

まだβ版だがサンフランシスコのフラワーショップ(屋台)やニューヨークのジーンズショップなどで使われている。

が、現在米国では2つの政治キャンペーンにも使われている。ひとつはシリコンバレーの候補者が選挙資金調達のため、もうひとつはニューヨークの候補者である。

いままでもクレジットカードで選挙資金を調達していた。が、申込フォームにカード番号を記入する必要があり、だれでもその情報をみることができるため、不正に利用される恐れがあった。

携帯電話が加盟店端末になるため、候補者は寄付者の安心を獲得するとともに、スクエアの利用で先進性をアピールできる。

スクエアは決済スタイルを変えるトリガーになるだろう。

Squarehp


2010年3月21日 (日)

州政府が携帯決済提供

クリントン元大統領のふるさとアーカンサス州は、全米初の携帯決済を電子政府(eGovernment)サービスに採用した。

アーカンサス政府のオンラインサービスでよく利用されるものが3つある。

収監者口座への送金、執行猶予監督支払い、Pulaski郡の固定資産税納付である。これらを携帯電話(スマートフォン)で支払えるようにした。

アーカンサスにはどれだけ多くの罪深い人たちがいるのだろうか、と考えてしまう。

が、おかたい州政府がスマートフォンの普及状況をみて、すばやくサービスとして取組む積極性には見習うべきところが多い。

Arkansasgm


2010年3月 6日 (土)

携帯タグで非接触決済

カナダのモバイル送金サービス提供会社ズームパス(Zoompass)が、携帯電話を使った非接触決済を開発した。

非接触決済の方法は、携帯電話にステッカー(ズームパスタグ: Zoompass Tag)を貼るというもの。

携帯電話へアプリケーションをダウンロードすると、このタグと連携して非接触決済が可能になる。

ズームパスはすでに携帯電話の個人間送金サービスをおこなっているが、非接触決済も可能にした。

非接触決済のベースとなっているのはMasterCardのペイパス(PayPass)である。ペイパス端末があるショップでは、ズームパスタグをつけた携帯電話で簡単に支払うことができる。

顧客の資金情報は携帯電話ではなくサーバで管理されているため、携帯電話の紛失盗難にも制限がかけられる。

Zoompasstag


2010年3月 5日 (金)

モバイル献金がハイチを救う

ハイチの大地震では世界中から義援金が集まったが、携帯電話が活躍した。

米CRMのコンビオ(Convio)の調査によると、携帯電話のテキストメッセージによる献金で5,000万ドル(約45億円)が集まったという。

調査期間は大地震が起きた後の1月20日から28日の間、1,500人を対象に実施。

携帯電話でのメッセージはソーシャルネットワークで簡単に広がっていく。この影響力が大きい。

ソーシャルネットワークと携帯電話は、レスキューネットワークとして機能する。

2010年2月18日 (木)

携帯決済Zong急伸

米携帯決済のゾング(Zong)は昨年10月に立ちあげたばかりのベンチャーである。

ターゲットにしているのはオンラインゲーム市場とソーシャルネットワーク市場。デジタルコンテンツ購入の際にゾングを使う。リアルグッズには向いていない。

たとえばオンラインゲームで使う武器とかジャケットなどのアイテムを購入するとしよう。

クレジットカードでの購入は16桁の番号をネット上で送信しなければならない。これは不安。そんなときにゾングを使う。携帯電話番号を入力するだけでいい。

オンラインゲームのAeriaは6週間前にゾングを採用。現在Aeriaの収益の32%がゾングユーザーからあがっているという。これは従来キャリアが提供していたモバイル決済の12倍のトランザクションになる。

ゾングの契約社数は現在1,000社にまで増えている。米国以外にも展開中で現在26カ国、近々これにニュージーランドや台湾など5カ国が加わる予定だ。

Zong4


2010年2月17日 (水)

VisaがSDカードで携帯決済

VisaはマイクロSDカードが装着可能な携帯電話を、Visaモバイルペイメント端末として活用できるソリューションを拡販する。

マイクロSDカードとは、携帯電話などに利用されているフラッシュメモリ型電子媒体。

これによりVisaが推進する非接触決済Visaペイウェイブ(payWave)が、携帯電話でも使えるようになる。

ソリューションには、ディバイスフィデリティ(DeviceFidelity)社のIn2Pay技術を採用した。

カード利用者はマイクロSDカード搭載の携帯電話をもっていれば、Visaの非接触端末として世界中で使えるようになる。

加盟店端末は世界標準のNFC端末であれば、Visaのペイウェイブを受付けることができる。

モバイルペイメントは世界標準NFCへの流れを加速している。

2010年2月16日 (火)

バルセロナは非接触決済で熱い

バンクーバーは冬季オリンピックで盛りあがっているが、バルセロナは携帯電話で熱く盛りあがっている。

この15日から18日まで、モバイルワールドコングレス(Mobile World Congress)が開催されているのだ。世界180カ国の携帯電話キャリアやメーカーなどが参加している。

このイベントを盛りあげているのは、非接触携帯決済。Visaやサムソン、テレフォニカ、インジェニコなどが共同でSIMベースのNFC決済パイロットを実施している。

イベント参加者に400台強のNFC端末を配布。会場内外の加盟店30店で飲食に使える。端末には75ユーロがチャージされている。

このテストトライアルには残念ながら日本の企業は参加していない。

2010年2月 9日 (火)

モバイルギフトカード登場

米大手小売のターゲットはギフトカードのモバイル版を発表した。ターゲットは従来プラスチックのギフトカードを発行している。

利用者はこのプラスチックカードをもつ必要がない。インターネットアクセスができる携帯電話があればいい。

携帯Webからターゲットのモバイルギフトカードのページにアクセス。自分がもらったギフトカードのPINを入力すると、バーコードがあらわれる。

この携帯電話のバーコードをPOSにかざすだけでショッピングができるのだ。携帯電話なので、簡単に残高照会ができる。

何枚もギフトカードをもらった場合は、自分の口座でそのすべてのカードを管理できるのも特徴。

バーコードでのモバイルギフトカードは米小売では初のチャレンジとなる。

2010年1月23日 (土)

Mペイメントは開発国が速い

世界銀行によると、開発国で携帯電話の保有率は2000年から500%も増えた。現在開発国での携帯電話利用は43億件、約67%という保有率となっている。

携帯電話は、経済成長や就業率アップ、生産性向上、税収入の増加に寄与していると世界銀行はレポートしている。

開発国では、携帯電話は通信手段としての利用だけでなく、金融サービスのツールとしても使われるようになった。

フィリピンではG-Cashが2004年スタート。送金や公共料金の支払い、マイクロローンなどの金融サービスを提供している。ケニアではM-Pesaが稼働中。2社の利用者は約1,000万人もいる。

開発国の方がスピードが速いかもしれない。他に手段がないのだから。

2010年1月 4日 (月)

2秒に1件eBayモバイル

eBay利用者は携帯電話利用へシフトしていることがわかった。2009年携帯電話を使ったオークション取扱高は5億ドルを超えた。毎日75万件のアクセスが携帯電話からあるという。

特にiPhoneの利用が多い。eBayは2008年にiPhoneアプリを導入。iPhoneアプリケーションは8カ国語に対応し、77カ国でダウンロード可能だ。

iPhoneにeBayアプリをダウンロードした件数は600万件。eBayのアプリはiPhoneのライフスタイルカテゴリーで人気ランク第3位となっている。

2009年にはeBayモバイルにPayPalも統合。2秒ごとにeBayモバイルを使って商品が購入されている。

IDCによるとモバイルインターネット利用者は2013年までに2倍になると予測している。

2009年12月21日 (月)

アンドロイドに無料支払アプリ

米ベンチャー決済企業のエムペイ(mPayy)は、アンドロイド携帯用の個人間支払アプリケーションを開発した。

アンドロイドはグーグルが開発した携帯用プラットフォーム。オープンソースゆえ、この上で起動する各種アプリケーションが世界中で開発されている。

エムペイが開発したのは、会員と会員が無料で利用できる支払いアプリ。エムペイに口座開設すれば、口座間の決済が可能になる。口座開設費も無料だ。

つまり、エムペイに口座をつくれば、送金とその受領が可能になる。口座から現金を引出したいときには、通常の銀行口座へ振替えられる。

iPhoneやアンドロイド携帯を使った決済アプリケーションが、次々に生まれている。資金決済法の施行で、日本でも携帯送金はヒートアップしそうだ。

Mpayyandroid2

2009年12月11日 (金)

iPhoneのカード端末化ヒートアップ

カード端末ベンダーの大手ベリフォンは、iPhoneをベースにしたモバイル端末を発表した。名前は「ペイウェアモバイル(PAYware Mobile)」で喫茶店や内装業者などスモールビジネスを対象に提供する。

iPhoneを活用したカード端末アプリケーションは次々に開発されている。開発会社は中小のベンダーが多い。そんな中、カード端末大手のベリフォンとしても新たな対応を迫られていた。

ペイウェアはiPhoneに装着するカードリーダー。ハードとソフトは1月15日から出荷される。ペイウェアのゲートウェイサービスを契約すると、ハードとソフトは無料だ。

ペイウェアはカードのセキュリティ基準に適応したアプリケーションで、カード情報を暗号化して送受信する。これがペイウェアの強みである。

ベリフォンは米国だけでなく、世界中のスモールビジネス加盟店をターゲットに展開しようとしている。

スマートフォンは加盟店端末や加盟店ネットワークに一大イノベーションをもたらすだろう。

Paywarehp


2009年12月 7日 (月)

モバイルサービスが選択要因

消費者が金融機関を選択する場合、どんなサービスによって意思決定をしているのだろうか。

いままでは、支店が近いからとか、ATMにアクセスしやすいからとか、オンラインバンキングができるからという理由だった。

今回、Visaが調査した結果、携帯サービスが最も重要な要素になっていることがわかった。新規顧客獲得の理由は、60%が携帯サービスによるものであった。

携帯サービスを提供している金融機関は、収益を60%増加できるという予測もある。携帯マーケティングによって、新規顧客獲得コストを20%削減することができることもわかった。

モバイル決済の利用者像は、18歳から39歳の若年層が多く、所得は比較的高い人たちが多い。口座残高は高く、カードをよく利用し、口座解約率は低い。

金融機関にモバイルサービスは欠かせない存在になった。

2009年12月 6日 (日)

スクエアでだれでも加盟店に

ツイッターの考案者が、携帯端末を使ったカード決済サービスを立ちあげた。名づけて「スクエア(Square)」。小さな四角形のプラスチック端末を使って決済する。

今までもPhoneやiPodを加盟店端末するというアプリケーションはあったが、カード番号を手入力する仕様だった。

スクエアは小さなプラスチックのカードリーダーで、これを携帯端末のヘッドフォンジャックに差し込んで使う。

スクエアで磁気カードをスワイプすると、カードデータが送信され決済される。カード番号を入力する必要はない。レシートはE-mailやテキストメッセージでリアルタイムに送信される。

現在まだスクエアはβ版。2010年にはこのスクエアを無料で配布する予定だ。携帯端末を使った決済サービスは日進月歩で進化し続けている。

Squarehp


2009年12月 2日 (水)

コンチネンタルがキャッシュレス推進

航空会社のキャッシュレス化が進んでいる。アメリカン航空はすでにオンボードサービスのすべてをキャッシュレス化している。

世界第5位のコンチネンタル航空は、12月1日からオンボードサービス専用のカード決済をスタートした。対応するのは、国際ブランドのクレジットカードとデビットカード。

これによって、小銭のやり取りを減らし、正確に売上を計上できる。在庫管理も簡単になる。

2009年の夏にテストを実施。その結果、ほぼすべての路線でサービスを開始することになった。

中国路線については未対応だが、ユニオンペイの利用を前提に開発中だ。決済分野でも中国の存在は無視できなくなってきているようだ。

2009年11月30日 (月)

携帯でペイパス

カナダでは、スマートフォンの1種、ブラックベリーで非接触決済のトライアルがはじまった。

カナダのBMO Bank of Montrealとマスターカード、そしてResearch In Motionの3社のプロジェクト。

ブラックベリーにマスターカードのペイパスを搭載し、非接触の決済が可能にした。カナダでこのペイパスを利用できるのは8,500加盟店。

この携帯決済を利用すると、ブラックベリーに確認Emailが届く仕組みになっている。確認メールには利用金額、加盟店名、利用日が記載されている。

Blackberrypaypass


2009年11月24日 (火)

携帯のキラーコンテンツ予測

ケータイは通話というベーシック機能から情報アクセス機能や位置情報機能など多様な機能を備えた個人ツールへと進化している。

米ガートナーは将来どんなケータイアプリケーションが今後伸びるかを予測した。

一番伸びるのはケータイ送金。米国ではショートメッセージを使った送金が主力。銀行送金よりも低コストで、しかも速く、便利に送金できるとみている。送金サービスは利用者の強い支持を受けている。ほとんどのサービスが、初年度に数百万人ユーザーを獲得しているのだ。

位置情報サービスが第2位。その理由はだれもが自分がどこにいるかを知りたいと思っているから。2009年に位置情報サービスを利用した人は9,600万人。2012年にはこれが5億2,600万人以上になると予測している。

ケータイ決済も有望なアプリケーション。キャリア、銀行、加盟店、端末メーカーなど、だれもがこの分野で一儲けしようと思っている。

2009年11月14日 (土)

iPhoneで加盟店端末

iPhoneをカード加盟店端末にする動きが拡大している。iPhoneをカード端末として使う時のアプリケーション費用は、いままで1台につき約50ドルだった。しかも特定のカードプロセッサーが指定されていた。

そんな中でTransFS(Transparent Financial Services)はアプリケーション無料、指定プロセッサーなしというサービスをはじめた。しかもアプリのソースコードをオープンソースとして開放した。

TransFSを使えば、カード専用端末を購入する必要がなく、iPhoneがそのままカード端末になる。

まずiPhoneやiPodタッチから直接アップストアへアクセスし、TransFS Card Terminal アプリを無料ダウンロードする。

既存のプロセッサーとの取引があれば、それを選択すればいい。新規にプロセッサーが必要であれば、TransFSが提供するプロセッサーから選択できる。

携帯電話は日々進化している。カードビジネスとケータイは相性がいい。アイデア次第でビジネスを拡大できる。

Transfs

2009年11月13日 (金)

中国初の2通貨モバイル決済

アメックスは、中国最大のカード発行銀行ICBC(the Industrial and Commercial Bank of China)と、中国モバイル決済のユニオンモバイルペイ(Union Mobile Pay)提携し、中国初の2通貨モバイル決済カードを発行することになった。

後払いのクレジットカードで、米ドルと人民元の両方で決済できる。

いつでも、どこでも、という携帯電話とクレジットカードの特徴を融合。安全で重内政にとんだ決済を可能にした。

使い方は簡単。クレジットカード番号に携帯電話番号を指定し、モバイル決済機能をアクティベート。

携帯決済ができる加盟店をケータイで選択。デジタルコンテンツや公共料金、商品などを購入すると、ICBCのアメックスカードに自動的にチャージされる。

カード会員はそれを米ドルで決済するか、人民元で決済するかを請求書が届いてから選べる。

2009年10月29日 (木)

携帯でOLゲーム決済

携帯決済を提供する米オボペイ(obopay)はオンラインゲーム市場に参入する。

オボペイの携帯決済を利用すれば、消費者はクレジットカードやデビットカードでオンラインゲームを楽しむことができる。

リピート客は携帯電話番号と暗証番号だけでいい。ゲームを中断せずに支払が可能になる。たとえばフェイスブックでのオンラインゲーム。プレイヤーは決済のための専用サイトに飛ぶ必要がない。

いままでは、ゲームの途中でコインが切れると、決済サイトに飛ぶためゲームを中断しなければならず、ゲームサイトでの歩留まりが悪かった。

Obopay_logo


2009年8月12日 (水)

プリペイドコールの新プログラム

米決済プロセッサーのハートランド(Heartland Payment Systems)は、ePin It!というサービスをスタートした。

加盟店はPOS端末にこのプログラムをダウンロードすると、顧客は主要携帯キャリアから110種類以上の特典を購入することができる。

特典のなかには国内外の長距離電話も含まれている。

顧客が長距離電話料などをプリペイドで購入すると、POS端末がPINを含むレシートを発行するというもの。

顧客は携帯電話から無料通話番号にアクセスし、PINを入力すると長距離電話などが利用できる。

加盟店は商材を仕入れる必要がない。在庫なしで新たな収益を生むプリペイドのチャージサービスは、加盟店にとって魅力的なサービスになるだろう。
Heartlandhp09

2009年8月 1日 (土)

中国の電話10億件突破

2009年6月、中国で電話の契約数が10億件を超えた。

今年に入って6カ月間で4,350万人が増えたことになる。

ただし、固定電話の契約数は1,000万件強のマイナス。

いっぽう携帯電話は5,400万件のプラスだった。

携帯電話の伸びは今年度初頭にスタートした第3世代携帯が寄与している。

日本の携帯電話契約数合計は2009年の6月時点で1.13億件。伸び率は前月対比0.3%だった。

中国市場のパワーを感じるなあ。

2009年7月27日 (月)

iPhoneアプリで1億円稼いだ

iPhoneのゲームアプリケーションが人気だ。なかには6週間で1億円も売上げたところがある。

ソーシャルゲーミングネットワーク(SGN)はドッグファイトゲーム(F.A.S.T)で1億円強の売上をあげた。それも売出してから6週間で。

ドッグファイトは戦闘機で空中戦をシミュレーションするゲーム。正規価格は9.99ドルだが、iPhone用には1.99ドルで販売している。(日本では230円)

それが1日6万ドルもダウンロードされているのだ。

iPhoneは場所をえらばず、好きなアプリケーションをいつでもダウンロードして使える。単に携帯電話という枠にとらわれない通信端末だ。

今後iPhoneのアプリケーションは、ゲームに限らずいろいろな分野に広がっていくだろう。そこでの課題は決済手段だ。

小額決済をストレスなくできる手段が必要になってくる。

Dogfight

2009年5月24日 (日)

幸よかえれ!

不遇な人はいつの世にもいるもの。政争に巻き込まれて非業の死を遂げた貴人の怨霊を祀る神社が京都には8カ所ある。

そのひとつ、下御霊神社の還幸祭が今日おこなわれた。

神社のまわりには出店が並び、冷やしあめ、ベーコンエッグたいやき、冷やしパイ、金魚すくいに、あてものなどを目当てに子供連れが繰り出していた。

還幸祭とは、その読んで字のごとく、幸よかえれ!

無念の想いでこの世を去った人たちに幸がかえりますように、との願いを込める祭りであろう。

戦後最悪の不況で困っている世界中の人たちのために、幸がかえってくるように祈った。

Ennichi


2009年5月17日 (日)

霧の鴨川サバイバル

終日降ったり止んだりの愚図ついた天気だった。午前中はカードの原稿を整理。午後からは先日アマゾンで買ったブルーレイ版ゴッドファーザーPart1をみた。

いままではビデオテープ版でしかみていなかったので、ブルーレイ版の美しさには感激した。リストアードしているからか、ディテールまでみごとに再現されていた。

Fコッポラ監督はゴッドファーザーのシリーズをホームムービーだという。Part1は世代交代を描いたもの。時代の変化とともに、新たなパワーが登場する。

ビジネスの世界でも同様。節目節目であたらし力が古い勢力を押しのけて台頭する。ちょうど季節の変わり目のように。

ゴッドファーザーの後は、鴨川Jog。霧にかすむ鴨川を眺めながら走った。ちょうどその時、ボブマーレイのバッファローソールジャーが流れていた。Fighting for Survival.

20090517

2009年5月10日 (日)

東海道を走破した

そのむかし、東海道は江戸と京都を結ぶ重要な幹線だった。東京日本橋から京都の三条大橋までの距離、およそ500キロメートル。

昔の人はどれくらいの日数をかけて旅をしたのだろうか。1日20キロとして、25日間。1日10キロなら50日間かかることになる。53次というくらいだから、53日かけたのかな?

さて、Myジョギングの話。

昨年11月にナイキ+iPodで距離を測りだしてから、今日ついに500キロを超えた。49runで達成した。Congratulations!なのだ。

音楽と新しいジョギングツールは走りを楽しみに変えてくれる。

20090510

2009年5月 9日 (土)

天使の休日

今日は5月連休明けの土曜。新神戸のオリエンタル劇場に行った。ショーカンパニーのミュージカルを見るためだ。

タイトルは「天使の休日」。ショーカンパニーのオリジナルミュージカルである。

みんな夢を忘れずに、夢を見続ければ、きっとその夢は叶う、というストーリー。

つい日常の忙しさに夢を忘れがちだが、夢を忘れてはならないと改めて思った。

子供たちの熱演も微笑ましく、時にジーンと来て、心洗われる一時であった。まさに天使の休日を楽しんだ。

2009年5月 5日 (火)

お勝ちにござる

今日は5月5日こどもの日。京都上賀茂神社では恒例の「賀茂の競馬(くらべうま)」が開催された。

賀茂の県主同族会観覧席に親戚が集うということで、見に行った。大勢の観客がいる中で、折よく全員にあうことができた。

赤い衣装を着た左方と、黒い装束を着た右方が競うのだが、緑に映えて古式ゆかしい雰囲気をかもし出していた。

20090505

勝負の後の判定で右方が「いかがでござる」と問うと、勝てば「お勝ちにござる」、負ければ「お負けにござる」と奏上される。

すべてのパフォーマンスには、それぞれ意味がある。

3回戦が終わると鉾を片づける儀式がある。これは神がお先に失礼、後はよしなにおこなえ、という意味があるらしい。

その時、雨がポツリ、ポツリ。われわれも神と一緒にお先に失礼つかまつった。後はよしなに。

2009年5月 3日 (日)

自分を見つめ直す

「我思う、ゆえに我あり」というデカルトの言葉を突然思い出した。

ジョギングを終え、京都御所のベンチで、スズメが戯れているのを、ぼんやりと眺めていたときに、突然。

あまりにものどかな情景が、そうさせたのだろうか。

自然と対峙し、自己の存在意義を確認したり、自分自身と語り合うことを忘れかけている。いけない。

やたら情報をインプットするだけで、それを自分でそしゃくしていない自分がいることに気づいた。

がむしゃらに突っ走っても、そこに自分がなければ意味がない。誰かに操られるマリオネットにはなりたくないものだ。

20090503

京都鴨川の川床(かわゆか)がはじまった。

2009年5月 2日 (土)

不思議の天珠の正体

5月の連休に突入した。高速道路はETCの価格引下げで大渋滞。それでもゴールデンウィークの大移動はこの国の習慣である。

五月晴れのさわやかな1日。先週の週末が雨だったので、2週間ぶりのジョギングとなった。鴨川の土手にもたくさんの人が繰り出していた。

終点は京都御所。先日ここで不思議な珠が飛んでいたことをブログに書いた。その天珠の正体が判明した。

やはり、松脂だった。松の折れた枝の先からたくさんの松脂が流れ出ていた。それに風が当たって風船のように膨らみ、風に吹かれて空に舞い上がっていたのだ。

自然は不思議でおもしろいことをみせてくれる。連休はせいぜい自然に触れてみよう。

20090502

枝の先に白い松脂

2010年9月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Twitter

オススメ

  • NewPaymentReport2010
ブログ powered by TypePad