その他

2012年4月11日 (水)

カナダからペニーが消える

カナダ政府は経済活動計画2012の施策として、カナダの硬貨システムからペニーを消滅させると発表した。

従来からペニーは経済の重荷になっていた。新しいペニー1枚の製造コストは1.6セント。額面以上にのコストがかかっていた。ペニーの供給コストを見積ると、カナダ政府の負担は年間約1,100万ドルになる。

インフレによってペニーの利用価値は年々減少。実際の価値の12分の1になってしまった。Royal Canadian Mintは2012年秋をもって、ペニーの供給を停止する。

カナダ政府は硬貨製造コストの削減が経済活動に好影響をおよぼすとみて、スピーディに国策として手をつけた。この英断に拍手を送りたい。キャッシュレス化は世界中で確実に進んでいる。

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2012年3月27日 (火)

オンライン映画がオフラインを抜く

デジタル化の影響によって、映像メディアの購入チャネルが変わってきた。オフラインからオンラインに移行しているのだ。

いままで映画を見るといえば、DVDやブルーレイディスクを購入したり、レンタルしたりしていた。

米国でのオフライン売上げは2011年、26億ドル。いっぽう、オンラインの取扱高は14億ドルだった。オフラインはオンラインの2倍弱だ。

それが、2012年には逆転する、と調査会社のIHS iSuppliが予測した。オンラインは34億ドル、オフラインは24億ドルになるという。

2007年から2011年にかけて、ホームエンタテインメント市場は年率40%の成長率で伸びている。にもかかわらず、フィジカルな映像メディアでの販売は減少しているのだ。

音楽がCDからデジタルメディアでの販売になったように、映画も同様の運命をたどっている。

2012年3月26日 (月)

リウォーズサービス好調

クレジットカードやデビットカードの利用促進に欠かせないリウォーズプログラム。これをサービスとして提供しているFiserv(ファイサーブ)は、2011年のリウォーズソリューションへの登録カード数が前年対比69%も伸びた、と発表した。

ファイサーブが提供するソリューション名は「ユーチューズ(UChoose)」。リウォーズの負担は、加盟店、カード会社、あるいは両方というように、目的に応じて選択できる。

ファイサーブによると、デビットカードのリウォーズの伸びが予想以上だという。デビットカードの規制強化で収益が悪化した金融機関では、顧客維持と利用率アップのために、導入が進んでいる。

2011年にユーチューズを利用したカード利用者は、カード会社の収益を前年対比で62%も押上げた。ユーチューズ利用会員は非会員にくらべ50%も取引件数が多い。ひとりあたりの年間収益は52ドル強の差がついた。

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2012年2月 5日 (日)

ブランド価値トップの銀行は

目にみえないけれど、ブランドパワーは顧客ロイヤルティに大きな影響を与える。特に金融サービスはこれまた目にみえないだけに、ブランド力が重要になる。

世界の主要500行を対象にブランド力を調査した結果が発表された。The Bankerの「The Brand Finance Banking 500」である。

世界トップに輝いたのは、HSBCでブランド価値は276億ドル。前年3位から1位に躍進したが、ブランド価値そのものは前年と同じである。

2位はウェルズファーゴでブランド価値は232億ドル。ブランド価値は前年比20%ダウンした。3位はバンクオブアメリカでブランド価値は229億ドル。前年1位から33%ダウンして3位に後退した。

以下4位サンタンンデール、5位チェイス、6位シティ、7位Amex、8位BNPパリバ、9位ブラデスコ、10位に中国建設銀行とつづく。

日本の銀行は23位に東京三菱UFJがブランド価値83億ドル、48位に三井住友38億ドル、51位にみずほが34億ドルとなっている。

世界トップと日本の銀行との差は3倍から8倍という開きがある。ブランド価値をもっと高める努力が必要だ。

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2012年1月 1日 (日)

2012年昇竜の年に

2012年、あけましておめでとうございます。

今年の干支は「たつ」。日本は昇竜の化身といわれる。日本地図をみてみよう。北海道を竜の頭にみたてれば、昇竜の姿がイメージできるはず。


日本は古来より、日出ずる国、宝島、黄金の国と呼ばれてきた。

日本の決済をベンチマークにしたい、そう世界中からいわれるようにしたいものである。

今年も勝手気ままに世界中の決済最前線をクリッピングする所存。皆さんのビジネスのヒントになればこれ幸い。よろしくおつきあいのほどを。

2011年11月13日 (日)

女性起業家のSNS利用

男性起業家と女性起業家をくらべると、ソーシャルメディアの利用は女性起業家のほうが高いということがわかった。

豪州の年商200万ドル以下の起業家1,031人を対象にしたAmexの調査によると、女性起業家の43%がビジネスにソーシャルメディアを利用しているが、男性は37%だった。女性のほうが男性にくらべ6%ほど高い。

Facebookに関していえば、売上アップのコミュニケーションツールとして有効と考えている女性起業家は、男性起業家の2倍もいた。Twitterも女性が15%に対し、男性は10%だった。

FacebookやTwitterはだれでも簡単に使える。女性起業家にもやさしいコミュニケーションツールであり、営業チャネルなのである。

2011年8月19日 (金)

Amexが震災支援の再想起をFacebookで

Amexは東日本大震災復興支援の世界的な再認知を推進するため、Facebook上で「フレンズ・オブ・ジャパン」プログラムを開始した。

AmexジャパンのFacebookページ「フレンズ・オブ・ジャパン」セクションを通じて希望のメッセージを世界中の人々とシェアしようというもの。

フレンズ・オブ・ジャパンに届けられたメッセージは、8カ国語に翻訳される。と同時に、世界中から届いた希望のメッセージ1件ごとに復興支援として1ドルが寄付される。

フレンズ・オブ・ジャパンのサイトにアクセスし、希望のメッセージ文例4ケースのなかから自分の好きなメッセージを選ぶか、オリジナルメッセージを作成する。その1件ごとに1ドルが寄付されるのである。

Amexの日本マネジャーによると、東日本大震災で打撃を受けたエリアは引続き支援を必要としているとコメントしている。

FacebookとAmexのグローバルなネットワークを活用し、「フレンズ・オブ・ジャパン」が国際社会と協力して復興支援の火付け役になればという思いがある。

真のサービス精神とはこのことをいうのであろう。

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2011年4月29日 (金)

デジタル広告28%のシェア

音楽、動画、ゲーム、書籍などデジタルコンテンツが急拡大するにしたがい、広告業界ではデジタルコンテンツ広告に対するシェアが年々増加している。

Ad Ageの調査によると、2010年米広告収入304億ドルのうち、デジタルコンテンツ広告のシェアは28%、85億ドルになった。2009年のシェアは25.8%だった。金額では前年対比16.9%も伸びている。

特筆すべきは、デジタルコンテンツ専門の広告代理店シェアが高いことである。デジタル専門代理店の収益は51億ドル。約60%のシェアを握っている。専門代理店で有名なところは、Publicis Groupeの Digitas と Sapient Corp.のSapientNitroである。

もうひとつシェアが高いのがダイレクトマーケティングやCRM専門代理店で、20億ドルの収益をあげている。これらの代理店では総収入の42%がデジタルコンテンツ関連であった。

デジタルコンテンツ広告は即時に効果測定できるため、旧来の広告手法とは違う新たなアプローチ方法をもつ専門代理店が重宝されているようだ。

2011年4月27日 (水)

広告つきキンドル25ドルに割引き

amazonの電子書籍ツールKindle(キンドル)はAppleのiPadやソニーのリーダーなどと厳しい競争を繰広げている。そんななか、通常価格139ドルのKindleを25ドルに割引きするという戦略をamazonが打ちだした。

Kindleなどの電子書籍リーダーはスクリーンセーバーに自分の好きな画像を表示する機能がついている。amazonはこの機能を利用し、広告をここに掲載することによって、Kindleを割引きすることにした。

さらにKindleにはAdMash(アドマッシュ)という機能もつける。これはどの広告が好きかを利用者が選択できる機能で、広告主は広告に対する評価をオンラインでリアルタイムに調査することができる。

最初の広告主として名乗りをあげたのは、金融機関ではJPモルガンチェイスとVisa。そのほか、GMやプロクター&ギャンブルも手をあげている。

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2011年3月27日 (日)

米国で電子書籍が急伸

2010年の米書籍売上高のなかで、電子書籍は前年対比164.4%という飛躍的な伸びとなった。

2010年の電子書籍の売上高は4.413億ドル。2009年は1.669億ドルで、2.5倍強も成長した。

ちなみに全書籍の売上高は2010年116.7億ドル。前年対比3.6%増となっている。

全書籍売上高に占める電子書籍の割合は8.32%で、前年の3.2%から大きくシェアを拡大した。

そのほかデジタル化した書籍としてはダウンロード型のオーディオブックと、CDROMやDVDというメディアに記録したフィジカル型オーディオブックがある。これらのオーディオブックは明暗がはっきりとわかれた。

ダウンロード型のオーディオブック売上高は2010年38.8%の伸びで8,190万ドル。いっぽうフィジカル型のオーディオブックは6.3%ダウンして1.373億ドルになった。

一般書籍の2010年売上高は48.64億ドルで前年対比5.1%のマイナスとなっている。

米消費者はフィジカルな書籍より、デジタル化していつでも自由にダウンロードでき、すぐに読める電子書籍やデジタルコンテンツを求めている。

2011年1月 1日 (土)

New Year, New Payment.

皆さんあけましておめでとうございます。新しい年を迎え、皆さんは今年、どんな夢を追いかけていくのでしょうか。

私は、「決済イノベーション」という夢を追いつづけます。

日本の社会や経済を、決済から改革していきたい。そのために情報を発信しつづけていきたいと考えています。

発信するだけではなく、新しい時代に対応する、簡単で便利、そして安全な決済ソリューションも開発し、運用をはじめます。

2011年はニューペイメントの年。今年もよろしくお願い致します。

2010年12月31日 (金)

ゆく年2010年

いやー、2010年はカード・クレジットビジネスにとってはとっても厳しい年だった。

改正貸金業法と改正割賦販売法の完全施行によって、新規顧客獲得やキャッシング残高の減少などかなり大きなインパクトがあった。

米国では新クレジット法に加え、ギフトカードやデビットカードにも規制がかかってきた。

これは英国や欧州でも同様。世界的に規制強化の波が押し寄せている。

よって、世界中の金融機関は収益悪化にあえぐ結果となった。

2010年のペイメント業界を一言でいえば、「規制強化の荒波にもまれた年」ということができよう。

忍耐は品性をうむ、品性は希望をうむ、希望は成功につながる。

では皆さん、今年1年おつきあい、ほんとうにありがとうございました。

2010年も後60分、よい年をお迎えください。

2010年7月 9日 (金)

アジアで最低の日本

MasterCardワールドワイドは、アジアパシフィック地域の消費者信頼感指数を発表した。消費者信頼感指数をみると、個人消費に対するマインドがわかる。

チャートは2009年の下半期と2010年の上半期を比較したもの。

2010年の上半期で楽観度が高いのは、ベトナム、シンガポール、中国、香港、オーストラリアなどである。これらはいずれも70%を超えている。

逆に50%を割る悲観的な国はただ1国。日本だけである。悲しいかな。この状況を引き起こしているものはなにか。

他国との差があまりにも大きいだけに、日本の国力の弱さを痛感せざるを得ない。救いといえば、昨年の下半期よりは0.9%改善していることかな?

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2010年6月30日 (水)

ソーシャルフォトでグランプリ

キャノンの広告キャンペーン「EOSフォトチェーンズ(EOS Photochains)」がフランスのカンヌで開催された広告フェスティバルのメディア部門でグランプリを獲得した。

ソーシャルメディアを利用し、写真をつないで新たなイメージをつくりあげようというユニークさが評価された。

キャノンが推進したのは、写真を撮って写真のチェーン(連鎖)をつくっていこうという運動。つまり、写真のリレーだ。

カメラをもった人は、自分が撮った写真のなかから次の写真家のインスピレーションをかき立てるものを選定し、キーワードをタグにしてWebサイトにアップする。

そのタグをみて、いろいろなヒトが写真を撮り、そこにまた違うタグをつける。このイメージリンクがフォトチェーンになるのである。

カメラをもっている人は写真に興味があるのであって、技術に興味があるわけではない。写真への興味とはインスピレーションへの興味である。と、キャノンは考えた。

参加者はインスピレーションによって結ばれ、写真で構成されるアートを共有し、写真を撮ったときの状況をシェアする。その結果、写真の集合体がメディアになった。

このWebサイトの滞留時間は平均12分になるという。結構長い。なによりもこのキャンペーンでキャノンのマーケットシェアは50%を超えた。

まさにソーシャルメディアがその心髄が発揮した好例といえよう。

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2010年6月24日 (木)

公式スポンサー以上の効果

いよいよ今夜はワールドカップの日本VSデンマーク戦。サムライブルーの攻撃力に期待したい。

いっぽう、場外ではブランドの熱い戦いが繰り広げられている。ワールドカップの公式スポンサーには、ソニーやアディダス、Visa、バドワイザーなどが名を連ねている。

そんななか、公式スポンサーではないNikeのブランド力がワールドカップで急上昇している。

BrandIndexの調査によると、米英でナイキがもっとも知名度があがった。ドイツではアディダスにつぐ第4位となった。

なぜ公式スポンサーでもないのに認知度と好感度が高まったのか。それは、ワールドカップに出場している選手と直接契約し、ワールドカップ開催の3週間前からテレビとWebによるキャンペーンを実施したからである。

選手との直接契約の方が、ワールドカップが終わってからでも宣伝に使える。コバンザメのようなあやかり商売だが、同じマーケティング費用を使うなら、こちらの方が効果的だ。

2010年6月15日 (火)

男女の関係とお金の関係

米国の男女ふたりの関係で、もっともストレスがかかるのはお金についての話題だということがわかった。

Amexの調査によると、約30%のカップルが金融の話題がもっともストレスがかかると回答。つづいて遠隔恋愛が11%、子供のことが9%、そして義理の親の話題が4%だった。

米国人の91%は、パートナーとお金の話題を避ける理由を見つけていることがわかった。相手の給与より、体重を知りたいという人の方が多い。

結婚前にお金の相談をしている一般人は43%だが、富裕層になると57%が相談しあっている。弁護士や会計士などの若手専門職の場合は、その値が81%にジャンプアップする。お金の会話をまったくしないと回答している人は12%いた。

お金の使い方だが、毎月の家賃や食費などの経費をシェアしている人は66%、別勘定にしている人は34%だった。

自分の裁量ではなく、購入前にカップル同士で相談する額はいくらだろうか。平均的なカップルは275ドル、富裕層は395ドルだった。本来は相談すべきところを自己裁量で買ってしまったと回答している人は46%いた。

2010年6月 2日 (水)

タクシー広告で収益UP

米国最大手のPOS端末メーカーのベリフォンは、タクシーの決済端末とともに、デジタル広告でも収益をあげている。

ベリフォンによると、タクシー広告の収益が2011年初頭までに6,000万ドルになると予測している。

タクシー広告にベリフォンが参入したのは2007年。わずか3年でゼロから6,000万ドルのビジネスに育てあげた。

タクシーの後部座席かみえる位置に設置されるこのデジタル広告の特徴は、タクシーの位置情報と連動してその近くのエリアに関係のある広告が動画や静止画で流れるということ。

決済端末と広告の連動は、デジタル化が進むほどに進展していくだろう。

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2010年5月 6日 (木)

SNSは効果的チャネル

FacebookやTwitterなどのSNSを利用して、特定顧客にマーケティングするミュージシャンが増えている。

いままで大規模なコンサートを実施してきたアーティストたちも、顧客のところに出向くリビングルームコンサートに切換えている。

たとえばPhil Marshallの場合。2つのパッケージを考えた。ひとつは、ゴールドパッケージ。最大30人で250ドル。45分間のアコースティックソロのプライベートパフォーマンス。それに、個別挨拶と商品へのサインがつく。

もうひとつはプラチナパッケージ。最大50人を対象に500ドル。45分のセッションが2回に個別挨拶。さらに、サイン入りCD、デジタルカタログ、写真、イニシャル入りギターピックがもらえる。

さらに30ドルプラスすればサイン入りセットリストがもらえ、10ドルで楽曲のリクエストもできる、などなど。

売れなくなったアーティストではなく、これからデビューしようとするアーティストや、ヒューマンタッチを重視するアーティストたちには、SNSは効果的なマーケティングチャネルになるだろう。

2010年4月22日 (木)

地球の日40周年記念

シティは4月22日に40周年を迎えるアースデイ(Earth Day)を記念して、キャンペーンを実施する。

キャンペーンを打つのはシティカードとシティバンク。ペーパレスに参加すると、6人が5,000ドルの現金をもらえる。

紙の利用明細や紙の通知書などをオンラインに切換えようという狙い。期間は7月10日まで。

シティカードは現在32カ国で営業、1.68億枚の紙の利用明細を送付している。これを削減することによって、4万本の木を救うことができるという。

シティはArbor Day Foundationへ1万本の木を寄付する予定だ。
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2010年3月31日 (水)

シティの環境キャンペーン

地球環境について考える日、アースデイ(Earth Day:4月22日)が近づいてきた。これにあわせて金融機関がいろいろな施策やイベントを打ちだしている。

シティグループのサンキューネットワークは、世界最大のロイヤルティプログラム。ソニーミュージックと提携し、1,200万人強のメンバーに地球環境音楽の作曲に応募してもらい、アースデイ40周年を記念すると発表した。

サンキューネットワークのメンバーでPlaylist for Earthに先着登録した500名は、ソニーミュージックエンタテイメントから5曲を無料でダウンロードできる。

申込み期間は4月30日まで。4月と5月の2カ月間、メンバーは印象深い楽曲を選んで投票する。

なぜ音楽に注目したか。それは世界共通の言語だからだ。音楽によって環境が重要な課題だという認識を高揚することもできる。

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2010年3月29日 (月)

米国の億万長者16%増加

米国で100万ドル以上の金融資産をもつ世帯数はどれだけあるのか。2009年は前年対比16%増えて780万世帯になった。

2008年の世帯数は2007年対比27%も減少している。この年はリーマンショックが影響した。

500万ドル以上のウルトラ富裕層も17%増えて、98万世帯となっている。

50万ドル以上の世帯も12%伸びて、1,270万世帯となった。

リセッションを乗りこえて、米富裕層の金融資産は2桁成長へとV字回復した。やはりもてるものは強い。

米調査会社Spectrem Groupのレポートから。

2010年2月12日 (金)

電子クーポン170%増

2009年米クーポンの利用が17年間ではじめて増加した。Coupons.comのリサーチによる。

なかでも電子クーポンの伸びはすごい。Coupons.comからクーポンを利用した額は8.58億ドル。前年対比170%もアップした。過去最高の伸びだ。

2009年は米人口の約20%にあたる4,500万人がオンラインクーポンを使っている。2008年は3,800万人だった。

2009年インターネット分野での急成長ランクでクーポンとリウォーズは第5位にはいった。

新聞チラシのクーポンも8%から16%の伸びとなった。

電子クーポンが伸びているのは、景気後退で米中流階級にも節約志向が高まっているからだ。

2010年2月11日 (木)

ID不正5兆円

2009年、米国のID不正による犠牲者は1,110万人になった。前年対比12%増。不正総額は12.5%増えて540億ドルになった。なんと5兆円になったのだ。

米コンサルティング会社のJavelinが発表した調査結果だ。調査は2003年からつづけているが、2009年は過去最高となった。

新規犠牲者は約半分は警察に届出ている。ID不正で逮捕されたものは2倍。平均の不正対応時間は21時間かかっている。

ID不正で5兆円とは。技術革新は進んでいるのにIDが確認できない。あるいはID盗難が簡単にできる。何かがまちがっているようだ。

2009年11月25日 (水)

今年のサイバーホリデー

米クリスマスシーズン恒例のオンラインショッピング実況中継がはじまった。提供するのはチェイスの子会社、チェイスペイメンテック(Chase Paymentech)。名づけて「サイバーホリデー・パルスインデックス」。

米小売Webサイトのトップ50社のリアルデータをもとに、売上高、取扱件数、そして1件あたりの単価を毎日グラフでレポートする。

チェイスペイメンテックは、カードのプロセッシングサービスを提供しているため、実データを取得できる。

先週火曜日から今週の月曜日までの売上高は、2008年を超えている。しかし1件あたりの単価は昨年の方が高い。つまり取扱件数が大きく伸びているのだ。

パルスインデックスをみると、米消費者のオンラインショッピング状況が手に取るようにわかる。

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2009年10月26日 (月)

グーグル人材へ投資

「最悪期は脱した」グーグルのシュミットCEOは、第3四半期の結果を受けてそう発表した。

というわけで、グーグルはいままで控えていた人材の採用を再開する。採用の半数は技術系、残り半数がマーケティングや広告などの非技術系だ。

これは明るいニュース。ネットの世界は景気の影響を受けにくいのか。景気の循環が速いのか。

シュミットCEOはいう。今回のリセッションから早期脱出ができたのは、経営陣がすばらしい対応をしたからだと。

で、積極的な人材への投資をおこなうと発表した。人材への投資こそが企業の長期的な成長を牽引するのだから。

2009年9月15日 (火)

意外に楽観的な米消費者

今日でリーマンショックからまる1年。消費者の景気にたいする見方はどうなのか。なにが消費を刺激するのか。なにが節約意識を高めるのか。

アメックスは米消費者を対象に「消費と節約調査(Spending & Saving Tracker)」を8月末に実施した。サンプルは2,032人の18歳以上で、富裕層と若手専門職(プロフェッショナル)のサブグループが含まれる。

それによると、今後30日間の間にいままでと同等ないし、いままで以上に消費するつもりと答えた人は回答者全体の60%もいた。残り40%はいままでよりも消費を抑えると回答。

若手専門職は景気に対してかなり楽観的。今後30日間にいままで以上使うと回答したのが24%。富裕層では14%、一般消費者では10%だった。

若手専門職でいままで以上使うと回答した人に対し、何に消費するかを聞いたところ、衣料が65%、外食が54%、旅行が53%だった。

一般消費者でいままで以上使うと回答した人の49%がグローサリーと衣料に使うと答えた。富裕層では56%が旅行、外食が47%、衣料が43%だった。

アメックスはこの調査を毎月実施するという。

2009年8月29日 (土)

女性のほうが悲観的

景気は回復基調なのか、それとも不況は長引くのか。米国のオンラインバイヤーたちの意識調査7月度が発表された。実施したのは米調査会社のパフォーッミクス(Perfotmics)。

それによると男女で景気に対する見方が大きく違うことがわかった。

女性は1年前とくらべ悪化していると回答したのが53%。対して男性はわずか38%が悪化していると回答した。4月の調査では、男女とも51%が悪化していると答えている。

女性のほうが悲観的だ。女性の失業率は男性より2%低いにもかかわらず。なぜか。

女性は世帯支出の80%以上について関与しているから。生活の厳しさを肌身で実感しているようだ。

リセッションによって、世帯収入は減り、ボーナスは支給されず、解雇というケースもある。これらが家計のやりくりにネガティブに影響している。

女性の73%は、リセッションが貯蓄と消費についての考え方を根本から変えたと回答。男性は57%だった。

景気回復を望むなら、女性の意識を変える必要がある。女性が将来に明るいビジョンをもてるような政策が大切だ。

2009年7月12日 (日)

アリペイ2億人超えで世界最大

中国でe-commerceが急拡大している。そこでの支払手段はクレジットカードや後払いではない。

中国オンラインペイメントの決済プラットフォームといえばアリペイ(Alipay)である。

そのユーザー数が2億人を超えたという。

アリペイは世界最大のe-commerce支払いをうたっていたPayPalを超えたのだ。PayPalは現在1.8億人のユーザー。

しかし、利用額となるとPayPalが依然ナンバーワンだ。アリペイは3年以内に取扱高でもPayPalを抜くと意気込んでいる。

チャイナパワーを手に入れれば、大きな成長を見込むことができる。

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