
欧米では銀行が保有している加盟店プロセッシング部門(会社)を売却する動きが加速している。
フィフスサード(Fifth Third Bancorp)は昨年、アクワイアリングビジネスを23.5億ドルでプライベートエクイティファンドに売却。
つい最近ではファーストナショナル(First National Bank of Omaha)がアクワイアリング部門を1.5億ドルでTSYSに売却している。
今話題になっているのはRBS(Royal Bank of Scotland)が保有するグローバルマーチャントサービシズ(Global Merchant Services)の売却。11社のビットがたっている。
売却価格は38億ドルといわれている。RBSは政府の公的資金を受けて再建しているが、G社の売却はいわば既定路線。
アクワイアリングビジネスはキャッシュレス化が進めばまだまだ拡大の余地がある。投資家には魅力的な買物だろう。
加盟店開拓をする金融機関(アクワイアラ)と、そのアクワイアラからライセンスを受けて加盟店開拓するISO(Independent Sales Organization)は、2010年の業界をどのようにみているのだろうか。
アクワイアラとISOでは少々みかたが違うようだ。コンサルティング会社Aite Groupが2009年7月と10月にアクワイアラ17社とISO28社に調査した結果。
まず新たな開拓先としてどこに狙いをつけているか。アクワイアラで最も多かった分野は公共料金で24%を占めた。ISOで多かったのはeコマースで18%を占めた。
アクワイアラとISOは協業するケースが多いが、目標とするターゲットに違いがでた。
2010年の課題はなにか。ISOは加盟店の解約がトップで36%が回答。マージン圧力は24%で2位。3位はセキュリティ対策(PCI Compliance)で21%だった。
アクワイアラの課題でトップはリセションで24%。2位はセキュリティ対策(PCI Compliance)だった。
加盟店開拓という役割は同じだけれど、立場によって目標や課題が違うようだ。
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