送金サービス

2010年9月 3日 (金)

送金市場があつい

海外送金市場を見くびってはならない。世銀によると、開発国ではその出稼者から海外送金総額の3分の2を受取っているという。

この魅力的な市場をめぐり、あるものは技術力で、またあるものはM&Aという手段で、覇権争いを演じている。

米送金サービスのジグ(Sigue)はラテンアメリカへの送金が強いが、このほどコインスターの送金ビジネスを約40億円($41.5m)で買収した。

コインスターは世界23,000カ所へ送金できるサービスを提供していた。ジグはこれによって、世界130カ国に送金拠点をもつことになった。

ロシアの送金市場で30%のシェアをもつユニストリーム(Unistream)は、米国に次いで大きい中南米での展開を模索している。ウェスタンユニオンやマネーグラムはアジアへの拡大を目論んでいる。

資金決済法で送金サービスが事業会社にも認められた。日本企業は世界に向かってどんなサービスを提供できるのだろうか。海外サービス提供者への依存では、新しい送金サービスを確立することはできない。

2010年8月31日 (火)

メキシコ送金Heat Up

米国はリセッションで出稼ぎには厳しい状況がつづいている。メキシコからの出稼ぎも同様、建築業やサービス業での失業率が高く、国元への送金額は大きく落込んでいた。

そんななか、米ウェルズファーゴはメキシコ送金を拡充すると発表。同行の送金サービス「エクスプレスセンド(ExpressSend)」のネットワークを現在の5,000カ所から9,000カ所に広げる。

送金ネットワークとは、受領や送金のための窓口。この送金モデルは、エージェント型とか、ウォークイン型と呼ばれている。

世界最大の送金サービスを提供するウェスタンユニオンは、メキシコに15,600のエージェントネットワークを保有している。

ウォールストリートジャーナルによると、2010年第2四半期のメキシコ送金額は58.1億ドルで、前年同期比3.7%伸びた。

世界のクロスボーダー送金市場は約30兆円といわれているが、ネットワークの整備によって拡大する可能性がある。

Wfmexico


2010年5月29日 (土)

Visa米国でカード送金を推進

資金決済法の施行で送金サービスに注目が集まっている。クロスボーダー送金はもとより、国内の個人間送金市場を狙って、いろいろな事業会社が送金サービスを模索中だ。

Visaは数年前からカード送金(Visaマネートランスファー)をアジアや欧州でスタートさせてきた。カードからカードへ、カードから銀行口座へ、銀行口座からカードへ送金するというサービスだ。

Visaはこのサービスを米国で強力に推進する方針を発表した。米国から海外へ、海外から米国へ、と双方向のサービスを確立する。

ちなみに送金サービスには、送金(ピッチャー)金融機関と、受領(レシーバー)金融機関の両方が必要。海外から米国へ送金しようと思っても、レシーバーがいなければ送れない。

景気回復基調から米国では海外送金が増えるとみられている。米銀は手数料収入を増やすために、Visaのカード送金サービスに興味を示しはじめているようだ。

Visaでは米国内での個人間送金も積極推進する予定。10月までに米カード発行会社がデビットカードとプリペイドカードで個人間送金できるようにする。1年以内にはクレジットカードでも送金できるようにする。

2010年5月14日 (金)

Visaカードに送金

世界第2位の送金サービス会社マネーグラムは、Visaカードに送金できるcash-to-Visa cardというサービスをはじめる。

米国内から送金すれば、国外の受領者がもつVisaカード口座へ直接送金できるというサービスだ。

ただし、すべてのVisaカードに送金できるわけではない。今回はグアテマラへの送金からスタートする。

受領できるVisaカードは、グアテマラ最大手の銀行Banco Industrialが発行するものに限られる。クレジットカードでもデビットカードでもいい。

Visaカードで送金を受取れるメリットは、わざわざマネーグラムの店舗へ行く必要がないことだ。

Visaカードを使ってショッピングをしたり、ATMから現地通貨を引出したりできることもあげられる。

送金サービスの利便性を追求していくと、カードとの連携に帰結する。

2010年4月26日 (月)

もっと便利に海外送金

国際送金サービス大手のマネーグラムは、送金サービスをもっとわかりやすく、簡単にするためWebサイトのリニューアルし、iPhone向けのアプリケーションを開発した。

マネーグラムの改良バージョンは、自宅やインターネットアクセスができるところならどこからでも簡単に送金できる。リピーターが同じ人に送金する場合、記入項目を最小限にでき、数秒で送金できるようになる。

利用者のなかにはパソコンではなくiPhoneで送金したいというニーズもあった。マネーグラムではiPhoneアプリを無料で提供。簡単にエージェントの場所を検索でき、簡単に送金費用が算出できるようにした。

マネーグラムはエージェント型の送金サービスを提供しているが、オンラインの利便性を高めることによって、顧客との関係強化をはかろうとしている。海外送金利用者のニーズはリアルとオンラインの融合を望んでいる。

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