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米国大手流通と国際ブランドの確執

July 6, 2016

カナダのウォルマートはVisaとの手数料交渉が決裂し、Visaブランドのカードを受付けないことを決めた。そんな中、クロガーは6月27日にVisaを提訴した。

 

なにが起きているのか。

 

Visaがクロガーに違約金として700万ドルを請求したのが発端。国際ブランドがクロガーのビジネスモデルを脅かす要求をしたという理由からである。

 

2015年10月のライアビリティシフトに合わせ、クロガーはすべての端末をICカード対応し、デビットカードの処理をチップ&PINのオペレーションに設定した。PINデビットは国際ブランドではなく、パルスやスターという独自決済ネットワークを利用する。

 

これに対し、Visaはチップ&サインも受付けなければならないというルールをかざし、クロガーにペナルティを課したというわけだ。

 

クロガーとしては手数料の安い方式に一本化したのだが、これが国際ブランドのルールに違反するとしたのである。

 

 

国際ブランドが推進するライアビリティシフトによって、大手小売流通との軋轢が強くなってきた。

 

 

本記事は、アイエスアイ代表 佐藤 元則のブログ「カードBizと僕の勝手気ままログ」から引用しています。

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