大手金融機関のクラウド活用加速
クラウドサービスはセキュリティに不安がある。大手金融機関では使えない。という声が減少し、積極的に利用しようという流れに変わってきた。
世界の大手金融機関38社のうち、25社がマイクロソフトと契約し、アプリケーションをクラウドに載せはじめている。マイクロソフトによると、この6カ月間の勢いは激烈だという。
なぜクラウドに傾注しはじめたのか。フィンテックベンチャーがクラウドを活用したユニークなサービスを低価格で次々に立上げ、既存金融サービスの脅威になってきたからだ。
大手金融機関は対抗上、革新のスピードを上げなければならない。コストも削減しなければならない。このニーズに対応するためにはクラウドが必須となっているのである。

本記事は、アイエスアイ代表 佐藤 元則のブログ「カードBizと僕の勝手気ままログ」から引用しています。